【テーロス】個性的な神様達【ストーリー】
続きです。
『海の神、Thassa』
Thassaは海の神であり、深海の生物と神秘を統括する。
さらに彼女は古代の知識、囁き、段階的な変化、自己反省、膨大な距離、長い航海と広範囲に渡る探索の神でもある。
または、潮や波のパターンや、時間の神とさえ言えるかもしれない。
ThassaはDekellaという二股の槍を用いる。
Dekellaを使うことで彼女は流れをコントロールし、海に大渦を巻き起こすことができる。
伝説によれば、敵の艦隊を破壊するために愚かな水夫がそれを盗み、Thassaは彼の家族をウナギに変えることで罰した。
Thassaは絶えず土地を彫刻するように努めており、海岸線を変更し、目的のためにゆっくりと変化をもたらしている。
話すとき、彼女はしばしば未来について表現する。
そして常に明日がもたらすことについて言及し、今日の現実には無関心である。
Thassaが一度激怒すると、なだめることはできず、収まるのに時間がかかる。
彼女の怒りは地響きをたてて進む、止めることのできない波のようであり、その怒りを買った村を押し流して初めて収まることができる。
探索、商業、戦争のためかどうかはともかく、トリトンとMeletisの人間は多くのThassa崇拝者からなる。
トリトンは他の全ての神よりも彼女を上と見なしますが、彼女自身は彼らへの偏愛を示さない。人間に対してと同様に、等しく冷静なようである。
彼女に対して、貧しいものは魚と塩を、お金持ちは真珠を捧げ、どちらも呟くような祈りと静かな熟考を行う。
『地下世界の神、Erebos』
太陽がヘリオドの上で最初に輝いたとき、最初の影が生まれた。
ヘリオドはそれを恐れ、テーロスと地下世界の境界線を成す川の向こう側へと追放した。
その影がErebosとなった。
やがて、Erebosは役割を引き受け、ヘリオドは彼を追放したが、それが常に太陽神の後ろに立っていることを知っていた。
Erebosは死と地下世界の神だが、これらは彼の唯一の任務ではない。
彼自身の起源のため、不幸、受難、妬みと苦しみも司る。
そして地下世界の支配者でもあるので、彼は富の神でもある。
Erebosが他の神よりも密接にニュクスと関係しているように思われるかもしれないが、それは正確では無い。
彼の領域では太陽と夜が不足している。
Erebosは暗くなってきたときの細い影のように伸びる、金の柄を持つ鞭、Mastixを用いる。
彼がそうしなければならないとき、鞭は痛みを負わせる。
しかしそれよりも重要な機能は、彼の領域から逃げ出そうとする死者を引き戻すものである。
Erebosは地下世界の監督官であり支配者である。
彼は同情を知らないわけではないが、それは非常に限られている。
彼の運命に対する承認とは、必ず受け入れなければならないことを意味する。
彼は日の当たる世界を羨んでいるが、それは空想のものでしかない。
彼は、全ての死を免れない魂が彼の元に加わることを知っており、それが一種の満足感と確実性となっている。
誰かが苦しむとき、Erebosは歓喜するのではなく、平和をもたらす。
他のものからの疎外と追放によって一体感を得ることができるからである。
裏世界の神は、異なる3種類の存在によって礼拝される。
死を褒め称える人々は最も少ないが危険である。彼らはヘリオドとその影の対立をもたらそうとしている。
富を望む人々は最も多数である。
死によって豊富な金が彼の領域に残されるため、Erebosはその富と関係するようになった。
最後は運命の認証を祈願する人々であり、Erebosの近くに投げ出されても平和を探している。
『鉄工所の神、Purphoros』
Purphorosは鉄工所、落ち着きのない大地、そして火の神である。
彼は魂を満たすエネルギーと、創造的な力を支配する。
彼の力は混沌(労働と情熱によって形作られる何か)となる。
そのため、Purphorosは職人と執念、創造と破壊のサイクルの神でもある。
Purphorosは金床のような頭を持つ大きなハンマー、Akmonを用いる。
Akmonの打撃は大地を熱することができ、金属を叩くとその火花が新たなる魔法となる。その幾つかは生命を持つことすらある。
Purphorosは精巧で華麗なものを鋳造するが、再び作るためにそれを炎で砕いてしまう。
彼は合理的であるが、彼自身の創造的で破壊的な衝動を除き、規則には従わない。
これは、新しい道を開くために、全てを溶岩で覆うようなことを意味している。
彼の重大な欠陥は欲求不満である。
Purphorosは常に人間の想像力の限界を超えさせようとしており、そこに多くの何かがあると感じている。
これが彼を落胆させ、世界を破壊することが有り得るだろう。
Purphorosの支持者は青銅の神秘をもたらし、以前よりも強力な軍を手に入れた。
そして最も神聖なシャーマンは、Purphorosの鉄工所から来たと言われている少量の新しい金属、鉄を所有している。
しかし、彼を崇拝するのは鍛冶屋だけではない。
アーティスト(特に人間とサチュロス)は彼の援助を求める。
そして創造的な蒸気を吸うために斜面の多い火山の祭壇に登る。
焚き火をつけるとき、戦士たちは彼に敬意を払う。
陶芸家はその作品に、Purphorosを表す模様を刻む。
『狩猟の神、Nylea』
Nyleaは狩猟、季節、そして森の神である。
彼女は狩りを支配するため、強奪や飢えとも関係している。
また、季節と彼女の繋がりのため、変形と再生の神でもある。
Nyleaは木立ちの中心で蛹の中に眠り、強さと平和を手に入れる。
Nyleaはテーロスで最も素晴らしい射手である。
そして彼女はEphixisと呼ばれている弓矢を用いる。
彼女の仲間であるTheophilaという妖精は、射撃訓練のために幻像を呼び出す。
Nistosの森で彼女の承認を得ずに動物を狩った侵入者は、速やかに始末される。
Nyleaはよそよそしく思慮深いが、彼女の仲間に対しては陽気で愉快である。
彼女は自然のままの動物的な側面を持っており、森を動物のための避難所とし、人の広がりを防止して自然界を自由に保とうとしている。
何かが彼女の領域を脅かすのならば、Nyleaは素早く復讐を行う。
季節は彼女の気まぐれで変わり、彼女が怒るとその変化は遅くなる。
彼女はPurphorosと関連しており、それが浄化することが必要なとき、または人間が荒野にあまりにも遠く侵略しているとき、彼が森を火事にすることを許諾する。
NyleaにはKarametra(炉の神)との厄介な関係がある。
Karametraは季節に対するNyleaの干渉に激怒する。
また、Nyleaは農業に嫌悪感を覚えている。
それを彼女は自然のサイクルからの逸脱と見なしている。
Nyleaは寺院の建設と大方の都市を嫌うため、その名誉による神殿は作られない。
サチュロス、ケンタウロスとSetessaの多くの市民のように、全ての精霊はNyleaに対する敬意を払う。
彼女の神聖な地は蝶の群れに囲まれた木から成る。
これらの木が汚されるとき、人々は彼女が近いと言う。
人間のNylea信者は一匹狼であり、荒野に住むことを選ぶ傾向がある。
一部の都市居住者は彼女に敬意を表するために森に入り、季節が正しく変わるように祈る。
Nyleaは犠牲を嫌い、彼女を喜ばせることは難しいとされている。
神様の説明はここまで。
パート2はテーロスの3つの土地についてだそーです。