晴耕雨筆

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【統率者戦】今一番HOTなフォーマット、デュエルコマンダーを紹介!

 

2013年は統率者戦の記事を3本しか書きませんでした。

 

1つはカーの空奪い、プローシュ/Prossh, Skyraider of Kherを使ったコボルトデッキ。 

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もう1つは統率者2013に収録された5体の伝説のクリーチャー紹介

そして最後に統率者戦のルール解説記事

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日本でも大注目のフォーマットになった統率者戦、今年はもっとフォーカスを当てていきたいところ。

 

さて、そんな統率者戦界隈では「デュエルコマンダー/Duel Commander」という特殊ルールが話題沸騰中。

GP静岡2014のサイドイベントでも「DUEL COMMANDER CHAMPIONSHIP 2013」が開催され、盛り上がったようです。

 

本日はそのデュエルコマンダーをご紹介しましょう!

 

 さて、通常の統率者戦とデュエルコマンダーの最大の違い、それは1対1のタイマンで戦うということ。

これにより、多人数戦で強力だったカードは軒並み微妙になっています。

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統率者戦の特徴だった政治的要素はなくなり、より戦略立てて戦うことができますね。

 

次に、初期ライフが40ではなく30だという点。

よりスピーディに勝利を目指す必要があります。

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統率者の扱いにも少し違いが。

統率者がライブラリーに加えられるとき、代わりに統率領域に戻すことができます。

通常の統率者戦では、クリーチャーをライブラリーにブチ込むカードは重宝されていたのですが、その価値も少し下がるようです。

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そして禁止カードにも違いが。

リストはこちら

 

強力なマナ加速やサーチ、ロックがかかってしまうものなどは追加で禁止されていますね。

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逆に解禁されているものもあります。

上記リストを確認してみて下さい。

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地味な差ですが、先攻ドローもなくなっています。

1対1なので当然っちゃあ当然ですが。

 

このサシで戦うのに特化したルールのデュエルコマンダー。

その特性上、クロック・パーミッションが強いそうです。

海外の大会では戦争のアスラ、ジェナーラ/Jenara, Asura of War聖トラフトの霊/Geist of Saint Traftがトップメタとのこと。

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これらを踏まえて、デュエルコマンダーの戦略を考えてみました。

 

①全体的に軽い方がいい

→ライフが少なく、対戦相手も1人なので、序盤からガンガンいけた方が良さそう

 

②単体除去やカウンターも充分使える

→対戦相手は1人、捌ければ勝てる

 

③対戦相手とのアド差を広げる

→対(ry

 

そんなこんなで選んだ統率者は……

オルゾフの御曹子、テイサ/Teysa, Orzhov Scion

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軽いし、黒いし、アドも取れるような取れないような……

強いんじゃないですかね?

 

トーナメントのために開発されたので、デュエルコマンダーは大会の開催も増えそうですね。

今のうちにこの波に乗っときましょう!

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なお、今回はbigwebの特集記事を参考にしました。

ありがとうございますorz