【背景世界】タルキールそしてフィオーラ訪問に先駆け、プレインズウォーカー達の出身地をご紹介!
今秋の新ブロック「タルキール覇王譚」の舞台として発表された次元、タルキール/Tarkir。
マローが「プレイヤーが初めて訪れる次元だが、全く聞いたことが無いというわけでもない」と言った通り、プレインズウォーカーサルカン・ヴォル/Sarkhan Volの出身次元です。
(聞いたことも無かったけど
これまで24人44枚のカードとして登場したプレインズウォーカー。(ダク込み
本日は彼らの出身次元をご紹介しましょう。
◇異邦人、プレインズウォーカー
プレインズウォーカー・カードが初めて登場したエキスパンションはローウィンでした。
が、そのローウィン/シャドウムーアを出身次元とするプレインズウォーカーは、まだ登場していません。
(人間いないしなぁ)
そのローウィンで収録された5人のプレインズウォーカーは、ストーリーにも登場せず、完全に「別の世界から来た者」として扱われています。
その5人がこちら。
まあ、マジックをやっている人から見たらお馴染みの5人ですね。
この内、アジャニ以外の4人の出身次元は、その名前を知られていません。
リリアナとガラクに関して言えば、覚醒前のストーリーがwebコミックとして公開されているため、少しその次元の雰囲気を楽しむことができます。
(→The Wild Son)
◇プレインズウォーカーVSプレインズウォーカー
ローウィンの次のブロック、アラーラの断片ではその次元を出身地とするプレインズウォーカーが初登場します。
と言っても1人はアジャニさんなのですが。
5つの断片に分割されたアラーラでは、それぞれに所属プレインズウォーカーが1人ずつ割り当てられました。
バント/Bant:遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant
エスパー/Esper:求道者テゼレット/Tezzeret the Seeker
グリクシス/Grixis:プレインズウォーカー、ニコル・ボーラス/Nicol Bolas, Planeswalker
ジャンド/Jund:サルカン・ヴォル/Sarkhan Vol
ナヤ/Naya:復讐のアジャニ/Ajani Vengeant
テゼレットはエスパーの貧民街出身、アジャニはナヤで群れの王ジャザル/Jazalの弟としてストーリーに登場しました。
エルズペスは「ファイレクシアに支配された争いと闇の次元」出身ということは明かされているのですが、それがどこなのかは分かっていません。
今後それが判明することはあるのでしょうか……
ボーラス様は多元宇宙の中心地、ドミナリア/Dominaria出身です。
ドミナリア最古の悪(Dominaria's most ancient evil)ですからなぁ。
そしてサルカンは前述した通り、そして後にも書きますがタルキール/Tarkir出身ということですね!
◇喰い潰される世界
アラーラの次のブロック、ゼンディカーで登場したプレインズウォーカーは以下の6名。
精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor
この内、ゼンディカーを出身とするのはニッサだけ。
ギデオンは若い頃の話が少ないため不明、ソリンは後述するイニストラードの出身です。
ゼンディカーの大雑把なストーリーとしては、ラマーズ/Ramazに要らんこと吹きこまれたチャンドラと、それと同じように巻物の謎を解きにやってきたジェイスがまずゼンディカーを冒険。
そこにボーラスの命により見張りをしていたサルカンを合わせた3人が、バカをやったことによってエルドラージが解放されてしまいます。
そしてエルドラージが解き放たれたゼンディカーで、ギデオンは民間人を守る為に戦い、ソリンはエルドラージを三度封印する為に暗躍し、ニッサはエルドラージを故郷から追い出す為にソリンの邪魔をするという感じ。
まあ、根本的にはボーラス様が悪いんですけど……
◇金属と油
続いてはミラディンの傷跡。
プレインズウォーカー、出てこいや!
滞留者ヴェンセール/Venser, the Sojourner
ボーラスの工作員、テゼレット/Tezzeret, Agent of Bolas
この5名。(緑だけいない
コスだけがミラディンの出身ですね。
ヴェンセールはドミナリアのアーボーグ/Urborg出身。
時のらせんのストーリー内で、初の新世代プレインズウォーカーとして覚醒しました。
カーンもドミナリアはトレイリア/Tolariaにてウルザ/Urzaによって作られました。
ですがその核となるハートストーンはファイレクシアで作られたものなので、ファイレクシア出身とも言える。
が、ミラディンの傷跡のストーリー内で生まれ変わったとも言えるので、ミラディン出身っちゃあ出身ですね。
ともかく、今の新プレインズウォーカーとしてのカーンは、ミラディンで覚醒しました。
◇天使なんて大っ嫌い
新ファイレクシアとなったミラディンの次にプレイヤーが訪れたのが、イニストラードです。
この次元で登場したプレインズウォーカーは以下の5人。
情け知らずのガラク/Garruk Relentless - ヴェールの呪いのガラク/Garruk, the Veil-Cursed
イニストラードの君主、ソリン/Sorin, Lord of Innistrad
月の賢者タミヨウ/Tamiyo, the Moon Sage
悪鬼の血脈、ティボルト/Tibalt, the Fiend-Blooded
ソリンとティボルトがこの次元の出身ですね。
特にソリンは吸血鬼達の始祖、エドガー・マルコフの孫であり、人間を守る大天使、アヴァシン/Avacynを創造するなど、イニストラードに多大な影響を与えています。
そしてタミヨウは日本をモチーフとした次元、神河/Kamigawa出身。
空民ことムーンフォーク/Moonfolk一族の一人です。
まあ、ストーリー的にはリリアナとガラクの喧嘩だったのですが……
◇多種多様
記憶にも新しいラヴニカへの回帰ブロックでは、この次元出身者がなんと3人も登場。
思考を築く者、ジェイス/Jace, Architect of Thought
正義の勇者ギデオン/Gideon, Champion of Justice
流石ラヴニカ出身、ヴラスカ、ドムリ、ラルの3人はちゃんと2色ですね。
それぞれゴルガリ、グルール、イゼットと、対応したギルドに所属しています。
ラヴニカの生ける法、ギルドパクトとなったジェイスも、ラヴニカに深く根付くことになったのでしょうかね。
Uncharted Realmsでもプレインズウォーカーがいっぱい出てるので、是非読んでみてください。
・ヴラスカの覚醒、そして復讐
・ドムリの覚醒
・ギデオンの活躍
・ジェイスの調査
(→バーリンの仰天話)
・ジェイスVSヴラスカ
(→ゴルゴンとギルドパクト)
◇英雄、星空、神々
一ヶ月ほど前にニクスへの旅が発売され、その冒険を終えたテーロスブロック。
説明するまでも無いでしょうが、登場したプレインズウォーカーをおさらいしておきましょう。
太陽の勇者、エルズペス/Elspeth, Sun's Champion
悪夢の織り手、アショク/Ashiok, Nightmare Weaver
荒ぶる波濤、キオーラ/Kiora, the Crashing Wave
英雄の導師、アジャニ/Ajani, Mentor of Heroes
彼は神々の軍勢で歓楽の神、ゼナゴス/Xenagos, God of Revelsとなりますが、ニクスへの旅にてエルズペスに敗れています。
その幼少時代のストーリーがあるのですが、やんちゃなんてヌルいもんじゃあない。
(→神々に感謝を)
アショクの出身次元は不明ですが、夢の力が強いテーロスに惹かれ、暗躍している様子。
(→『夢』の姿を築く者 その1、『夢』の姿を築く者 その2、都市の夢)
キオーラの出身はゼンディカー。
彼女はエルドラージに支配された故郷を取り戻すべく、強大な海の力を追い求めて次元を渡っているようです。
(→キオーラの追随者)
◇陰謀。そして
既に発売されたブロックに登場したプレインズウォーカーは全て紹介しましたが、後1人残っています。
それが6月6日発売のコンスピラシーに登場する、ダク・フェイデン/Dack Faydenです!
コンスピラシーはダクの故郷であり、陰謀と策略の本場、フィオーラという次元を舞台としています。
(→裏切り)
プレインズウォーカーきっての大盗賊、ダクの生まれた世界はどのようなストーリーに溢れているのでしょうか。
そして、秋に発売の タルキール覇王譚も楽しみですね。
これまで、出身地に出戻った2人のプレインズウォーカー(アジャニとソリン)はどちらも色が増えているので、サルカンも可能性はあります。
もしかしたら、黒赤緑の3色になるかも……?
結果:24人中
出身地判明:16人
出身地不明:8人
ということで、結構判明しているということが分かりますね。
貴方が好きなプレインズウォーカーの出身はどこだったでしょうか?