晴耕雨筆

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【イベント】PT神々の軍勢。成績はともかく注目のモダンデッキをご紹介。

 

プロツアー「神々の軍勢」、優勝はカナダのShaun McLaren!

 

以下がトップ8とモダンの使用デッキです。

 

1: Shaun McLaren - 「青白赤コントロール

2: Jacob Wilson -「メリーラ・ポッド」(グランプリシカゴ12優勝者)

3: Patrick Dickmann - 「タルモ双子」(グランプリアントワープ13優勝者)

4: Anssi Alkio - 「双子

5: Lee Shi-Tian - 「ブルー・ムーン

6: Christian Seibold - 「親和

7: Chris Fennell - 「ストーム

8: Tim Rivera - 「双子

 

レシピの詳細はこちら

 

解禁された苦花/Bitterblossom野生のナカティル/Wild Nacatl、そして神々の軍勢のカードは1枚もトップ8には入っていませんね。

デッキもほとんどこれまで見たものばかりで、少し寂しい感じが。

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そんな中でも5位のLee Shi-Tianが使用した「ブルー・ムーン」は新デッキですね。

チーム「MTG Mint Card」が持ち込んだこのデッキは、この記事この記事この記事で紹介されている通り、血染めの月/Blood Moon広がりゆく海/Spreading Seasでマナを縛り、波使い/Master of Wavesで殴るというもの。

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使用者8人のうち、7人が2日目に進出し、1日目の勝率も65.7%と4番目に高く、なかなかのパフォーマンスを見せ付けたのではないでしょうか。

モダンではマナ・ベースへの攻めが有効なこともあり、今後数を増やすかもしれませんね。

 

さて、トップ8以外のデッキもちょっと見てみましょう。

プロツアー『神々の軍勢』 成績優秀者デッキリスト(モダン)からチョイスして……

 

ウィニー愛好家、Craig Wescoeは久々に見た戦隊の鷹/Squadron Hawk

大量のスピリット・トークンと合わせて空襲するデッキですね。

 

 

Craig Wescoeの「白ウィニー
土地 25ソーサリー 14
4 乾燥台地/Arid Mesa 4 思考囲い/Thoughtseize
4 神無き祭殿/Godless Shrine 2 コジレックの審問/Inquisition of Kozilek
4 湿地の干潟/Marsh Flats 4 未練ある魂/Lingering Souls
3 悪臭の荒野/Fetid Heath 4 幽体の行列/Spectral Procession
3 孤立した礼拝堂/Isolated Chapel インスタント 8
3 地盤の際/Tectonic Edge 4 流刑への道/Path to Exile
2 平地/Plains 4 破滅の刃/Doom Blade
1 沼/Swamp エンチャント 4
1 大天使の霊堂/Vault of the Archangel 4 清浄の名誉/Honor of the Pure
クリーチャー 4アーティファクト 5
4 戦隊の鷹/Squadron Hawk 2 仕組まれた爆薬/Engineered Explosives
    3 戦争と平和の剣/Sword of War and Peace
    サイドボード 15
    1 地盤の際/Tectonic Edge
    2 墓掘りの檻/Grafdigger's Cage
    3 解呪/Disenchant
    3 安らかなる眠り/Rest in Peace
    3 石のような静寂/Stony Silence
    3 ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil

 

 

「代名詞」といえばもう一人忘れちゃいけない。

八十岡翔太は最早当然の如く、青黒フェアリー

 

 

八十岡翔太の「フェアリー」
土地 25ソーサリー 5
4 闇滑りの岸/Darkslick Shores 3 コジレックの審問/Inquisition of Kozilek
4 変わり谷/Mutavault 2 思考囲い/Thoughtseize
4 涙の川/River of Tears インスタント 11
4 人里離れた谷間/Secluded Glen 2 悲劇的な過ち/Tragic Slip
3 沈んだ廃墟/Sunken Ruins 2 喉首狙い/Go for the Throat
2 忍び寄るタール坑/Creeping Tar Pit 2 マナ漏出/Mana Leak
2 島/Island 1 苦悶のねじれ/Agony Warp
2 沼/Swamp 1 燻し/Smother
クリーチャー 11 3 謎めいた命令/Cryptic Command
4 呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite エンチャント 4
1 瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage 4 苦花/Bitterblossom
3 ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique アーティファクト 2
3 霧縛りの徒党/Mistbind Clique 2 饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine
    プレインズウォーカー 2
    2 ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil
    サイドボード 15
    3 死の印/Deathmark
    1 大祖始の遺産/Relic of Progenitus
    1 思考囲い/Thoughtseize
    2 瞬間凍結/Flashfreeze
    2 ジェイス・ベレレン/Jace Beleren
    2 不忠の糸/Threads of Disloyalty
    2 エレンドラ谷の大魔導師/Glen Elendra Archmage
    2 殴打頭蓋/Batterskull

 

 

どちらも教科書に載りそうなデッキですね。

 

最後にもう一つ。

死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman禁止後のジャンドを救ったのは2枚のテーロス産カードだったようです。

 

 

Matej Zatlkajの「ジャンド」
土地 24ソーサリー 9
4 黒割れの崖/Blackcleave Cliffs 4 コジレックの審問/Inquisition of Kozilek
4 怒り狂う山峡/Raging Ravine 2 思考囲い/Thoughtseize
4 新緑の地下墓地/Verdant Catacombs 2 神々の憤怒/Anger of the Gods
2 湿地の干潟/Marsh Flats 1 大渦の脈動/Maelstrom Pulse
2 草むした墓/Overgrown Tomb インスタント 9
2 沼/Swamp 4 稲妻/Lightning Bolt
1 血の墓所/Blood Crypt 3 突然の衰微/Abrupt Decay
1 銅線の地溝/Copperline Gorge 2 終止/Terminate
1 火の灯る茂み/Fire-Lit Thicket プレインズウォーカー 4
1 森/Forest 2 ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil
1 踏み鳴らされる地/Stomping Ground 2 紅蓮の達人チャンドラ/Chandra, Pyromaster
1 黄昏のぬかるみ/Twilight Mire サイドボード 15
クリーチャー 14 2 思考囲い/Thoughtseize
4 闇の腹心/Dark Confidant 1 墓掘りの檻/Grafdigger's Cage
4 タルモゴイフ/Tarmogoyf 2 古えの遺恨/Ancient Grudge
3 漁る軟泥/Scavenging Ooze 1 ラクドスの魔除け/Rakdos Charm
3 クルフィックスの狩猟者/Courser of Kruphix 3 大爆発の魔道士/Fulminator Mage
    2 神々の憤怒/Anger of the Gods
    1 ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil
    2 最後のトロール、スラーン/Thrun, the Last Troll
    1 殴打頭蓋/Batterskull

 

その2枚とは神々の憤怒/Anger of the Godsクルフィックスの狩猟者/Courser of Kruphix。(→決断の狩猟者

ヨーロッパのチーム「Elaborate Ruse」が持ち込んだこのデッキは、Matej Zatlkajを10位まで押し上げました。

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そしてこの顔。

 

そんなこんなでプロツアーは閉幕。

皆さん、印象に残ったシーンはありましたか?

 

次のモダンは3/8のグランプリリッチモンド14ですね。

どのデッキが環境を席巻するか、楽しみです。