晴耕雨筆

Magic: the Gatheringの様々な楽しさをあなたへ。

あなたの好みの“タイプ”は?

今回は「カード・タイプ」についてです。

カード・タイプとはなんぞや?

それはここに書いてあります。

このカードはどのように使えるのか?を示すのがカード・タイプになります。

MtGには11種類のカード・タイプがありますが、普段使うのは7つです。
なので、今回はそれらを実例と共に紹介していきます。


◇土地
土地はマナの発生源、これが無いと何もできません。

ルールで言うと「毎ターンに1枚ずつ場に出せる」カードです。(ホントはもっと複雑なんですが普段使わないので割愛)
これはあればあるほどいいので可能なら毎ターン出しておきましょう。

基本的にカードはメインフェイズにしか使えないので、これもメインフェイズに場に出すことになります。
場に出るときは「アンタップ状態」です。縦向きのことっすね。

土地は大きく2つに分けられます。
1つは「基本土地」

これは呪文を唱える回でも紹介した「平地」「島」「沼」「山」「森」の5つのことです。
これらはデッキに何枚でも入れることができます。

もう1つは「特殊土地」

これはただ単にマナを出すだけでなく、様々な効果を持っています。
これらは普通のカードと同じで、同名のカードは4枚ずつしか入れられません。


◇クリーチャー
基本的な攻撃手段、クリーチャーです。

メインフェイズにマナコストを払って場に出しましょう。

なお、クリーチャーは「召喚酔い」するのですぐには行動できません。忘れずに。

あ、カード・タイプの横に何か書いてありますよね。

これは「クリーチャー・タイプ」と呼ばれるものです。
特に意味はありませんが、これを参照するカードもあります。
「先兵の精鋭」は「人間」と「兵士」のクリーチャー・タイプを持っていますね。


◇エンチャント
エンチャントは補助的な役割をする「魔方陣」です。

これもメインフェイズにマナコスト払って場に出せます。
場に出たらそこに書いてある通りの効果を発揮します。

また、エンチャントの中でも「オーラ」というものがあります。

「エンチャント」の後ろにクリーチャー・タイプのように「オーラ」と書いてありますね。
これは「サブタイプ」というものです。

「トロール皮」には「エンチャント(クリーチャー)」と書いてあります。
これはクリーチャーにエンチャントする、ということを表します。
オーラという名の通り、クリーチャーに纏わせるわけですね。

ただ、クリーチャーが場を離れると、オーラは墓地に送られてしまいますが……


◇アーティファクト
魔法の道具、アーティファクトです。

メインフェイズに唱えて、場に置いておきましょう。

また、アーティファクトの中に「装備品」というものがあります。

これも装備品というサブタイプのアーティファクトです。

装備品はもちろんクリーチャーに装備して使います。
装備するにはカードに書かれている「装備コスト」を支払いましょう。

そして、装備品は装備しているクリーチャーが場を離れてもそのまま残ります。
他のクリーチャーに装備して使い回しちゃいましょう!

さらにさらに、アーティファクトとクリーチャーがくっついたカードもあります。

「アーティファクト・クリーチャー」と呼ばれます。
これはアーティファクトでかつクリーチャーというハイブリットなカードです。
つまり、召喚酔いするし、アーティファクト破壊でも壊されてしまいます。
その代わり、色マナが必要無いという利点があります。


◇プレインズウォーカー
プレインズウォーカーとは、もう一人のプレイヤーです。

このカードはなかなか複雑なルールがあるので、また今度説明します。


ここまでの5つを「パーマネント呪文」といいます。
パーマネントとは「半永久」の事、つまり場に残る呪文のことです。
つーことはここから下2つは「非パーマネント呪文」なわけです。


◇ソーサリー
ソーサリーは大呪文、一発限りの魔法中の魔法です。

ソーサリーは唱えられると効果を発揮し、その後墓地に置かれます。
タイミングはメインフェイズでね!


◇インスタント
そしてインスタントは速攻呪文。

これはいつでも使うことができます!
メインフェイズでしか唱えられない他の呪文とは違い、インスタントはメイン以外のフェイズのみならず、相手ターンにも唱えることが可能です。

もっと言うと、相手が呪文を唱えたのに「対応」して唱えることもできるのです。
これについては次回やろうかと。初心者最大の壁ですし。

マナコスト払うのを忘れずにねー


はい、ざっくりと説明しましたが、分かりましたか?
いつ唱えられるのか、唱えたらどうなるのかはカード・タイプによって異なります。
これを覚えて色んなカードを使ってみましょう。



それではまた、どこかの次元でお会いしましょう!